菰野ピアノ歴史館に行ってきました

2年ぶりに実家に帰省しました。私の出身は、三重県桑名市というところです。

桑名市は、名古屋から電車で20分ほどのハマグリとナガシマリゾートが有名で、自然豊かなのんびりとしたところです。　

妹家族も来てくれて、美味しいもの沢山食べて、積もりに積もった話も沢山できました。

母も妹達も全く変わりなく、今回思い切って帰省してホントに良かったです。

1泊2日の帰省でしたが、2日目に昨年にオープンした菰野ピアノ歴史館に行ってきました。

ショパンやベートーヴェンが生きていた時代のピアノがたくさんあって、試弾もできました。

私はショパンが愛してやまなかったプレイエルのアップライトピアノと、ベートーヴェンが後期の3大ソナタを作曲したピアノと同じ型だというジョンブロードウッドを試弾させてもらいました。

弾いてみた感想は、音もですが、ピアノそのものがとても繊細だということです。

ショパンの方のプレイエルは残響がすごくありました。またベートーヴェンの方のジョンブロードウッドは、ピッチが現代と違って弾きにくかったですが、両方とも温かみのある音で、ピアノと対話して弾くような感覚でした。

現代のピアノは、ホントに頑丈でついつい無意識で弾いてしまったり、ガンガン弾いてしまったりしてしまいますが、古いピアノを触ることができて、丁寧に弾く、よく音を聴いて弾くという当たり前のことを再認識することができました。