11/1にオペラシティて行われたアンドラーシュ・シフのコンサートを聴きました。
アンドラーシュ・シフは、バッハの大家です。
今回のコンサートは曲目が発表されていなくて、当日レクチャーしながらのコンサートで、なんと3時間半にも及びました。
終わったのは22時半!!
そしてそれは、ホントにホントに素晴らしく美しく、そして理路整然とした演奏で、目が離せない、いやいや耳が離せないといか、次はどんな音色の音が出るんだろうと一音たりとも聴き逃したくないというか、ずっとワクワクしながら聴いていて、3時間半でしたが全然長いと感じず、もっと聴いていたいと思ったコンサートでした。
レクチャーは英語で、通訳は日本人のヴァイオリニストの奥様がされました。
奥様はずっと舞台上で客席の方を向いてシフのピアノをじっと聴いていました。
シフも奥様も全く疲れている様子もなく、
彼らにとって、音楽が日常なんだなと思いました。
最後はみんな総立ちで、拍手が鳴り止まず、本当に感動の演奏会でした。
曲目
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988から アリア
J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」BWV1079から 3声のリチェルカーレ
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
モーツァルト:アイネ・クライネ・ジーグ K.574
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻から
プレリュードとフーガ ロ短調 BWV869
モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576
***
ハイドン:ピアノ・ソナタ ト短調 Hob.XVI-44
ベートーヴェン:6つのバガテル op.126
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
(アンコール)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻から
プレリュードとフーガ第1番 ハ長調BWV846
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